保育士の就職率は100%なの?
保育士資格をとっただけではまだ就職は保証されていません。他の職業同様、就職活動をしなくてはいけません。
保育所の実情
最近は待機児童の問題がクローズアップされています。地域差はあるにせよ、この不景気、女性の社会進出の傾向でかなりの数の待機児童がいると思われます。
自治体もそれを解消すべく、子育て支援に力を入れている所では急ピッチで保育所の建設をしています。
求められる保育士は数多くので就職率100%近い
保育所ができても働く人がいなければなりません。定員はあいているのに、保育士の数が確保できなくて子どもを受け入れられないという園もあるのです。
ですから熱意のある保育士を求めている園が多数あります
ハローワーク、保育士人材派遣などで調べると保育士の求人はかなりの数があります。
- 地域によって就職率100%とはいかなくても、近いものがあるでしょう!
都市部においては引く手あまたであることは間違いありません。
短大と大学卒では就職率に差が出るの?
基本的に短大卒か大学卒かでは就職率に差はありません。
園の考え方にもよるのが正しいです。というのもこんな理由があるからです。
長く働いてもらいたい!
最初の一年目、二年目は仕事に慣れるので精いっぱい。上司や先輩も温かく見守り育ててくれるでしょう。
一生懸命一人前に育てた人材がわずか2、3年で結婚退職されたのでは現場としてはがっかりです。長く働いてもらうために一歳でも若い人を採用したいと考える園もあります。
たくさん勉強した人をとりたい
4年制大学は一般教養科目もしっかりと学んでいる人ですのでたくさん勉強した人をとりたいという園では歓迎される傾向にあります。
- あなたがどちらの学校出身でも、人となりがその園で認められれば採用されます
主婦・30代などになっても取っておくと良い資格が保育士
保育士は国家試験で何歳からでも受けられるので、自分のタイミングで勉強をして受験をすることができます。
主婦に保育士がおすすめな理由
- 正職員でなくても子ども、家庭の都合に合わせてパートで働ける
- 子育てとリンクしているところが大きいので、子育て中の人でもその経験を仕事に活かせたりその反対もあり楽しい
- 同じ福祉系の資格でも、看護師やヘルパーなどと違って保育所は夜勤などがないので家庭との両立がしやすい
- 低賃金といわれてきた保育業界ではあるが、最近待遇を見直そうとする動きがあるので、収入が見込める
- 一度資格をとると一生涯有効なので、財産になる
- 年齢を重ねても定年まで働ける
保育士は年齢を問わず資格を取ることができ、また働く場もあるのが魅力
取ろうと思った時がはじめ時というわけです。一生涯の資格ですから必ず役立てることができます。
良い保育園に出会う就職ポイント
就職先の探し方
- ハローワークで情報を得る
- 保育士専門の求人サイトに登録する
- 保育士仲間に紹介してもらう
などの方法があります。
良い保育園とはどのような所?
- 休みがとりやすい(職員を大事にしてくれるかどうか)
- 人間関係が良い
- 規則(就業時間、残業代の扱い等)がしっかりしている
- 給食費、駐車場代、おやつ代、親ぼく費などが安い
- 園長のワンマンではない
などがいわゆる「良い園」ということになるでしょう。
これらをすべて満たしている所は少ないですが、できるだけ理想的な保育園を見つけたいですね。
良い保育園に就職するポイント
- 保育士人材派遣会社、保育士専門求人サイトなどに登録する
- 保護者の口コミを見る
求人サイトの職員は数多くの園と付き合いがあります
園長先生の人となるまでわかっていたり、以前紹介した人から就職後にフォローアップで連絡をして園の様子を聞き出しています。
また、その人が退職するときにはその理由なども聞いていますので園の情報がかなりあるのです。
1つ注意があるのは
やはり求人サイトや派遣会社は話がまとまると報酬がはいるので、こちらの思う条件を満たしていなくても「こんなところが良い園ですよ」というように勧めてくることがあります。その条件でよいかどうかしっかり見極めてください。
保育士の求人探しは保育士バンク
保育士専門の求人サイトは本当に役立ちます。就職活動をしているときには自分で園側に残業代や休日に関することは質問しにくいもの。こういったサイトを使うと、聞きにくいこともすべて担当さんがやってくれ頼りになるのです。
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園との連絡は担当者がやってくれるので自分で園に電話したりすることがなく大変に便利
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