保育士の仕事について
保育士は保護者にかわり、子どもたちの生活面での援助をすることが仕事です。
- 排泄
- 食事
- 着替え
など基本的な生活習慣が身につけられるように援助します
対象となる子どもは、0歳〜就学前となり、児童福祉法に基づいて保育をするため、正確には福祉の従事者になります。
保育士は受験の資格を満たし、保育士試験に合格すれば資格を取得することができ、国家資格のため活躍の場が多いと資格でもあります。
管轄は厚生労働省の管轄となり、保育園は保護者が日中子どもの世話ができない場合に預ける場所になります。そのため、子どもを預かる時間は幼稚園に比べると長く、条件によっては深夜まで預かることがあります
幼稚園教諭の仕事について
幼稚園教諭は指定養成施設として認可された大学や短期大学で必要な単位を取得し、卒業と同時に取得する方がほとんどとなります。
文部科学省の管轄となり、学校教育法に基づいて教育を行う教員になります。
幼稚園教諭は学校の先生なので
子供たちに必要な知識や教育、指導を行うのが仕事となります。子供たちが幼稚園にいる時間は一般的には4〜5時間となるため、その間に絵画や音楽、運動など、子どもの知的好奇心を促すように事前準備をしっかりと行います。
短い時間の中で教育効果をあげて子どもたちの成長を促します。延長保育を行っている幼稚園もあります。子どもの対象年齢は3歳〜就学前になります。
近づきつつある保育園と幼稚園の仕事
保育士と幼稚園教諭の違いは、保育園が保育を目的としていることに対して幼稚園が教育を目的としている所にあります
保育士は厚生労働省の管轄であり、幼稚園教諭は文部科学省の管轄という違いがあります。
しかしどちらも、子どもたちの健やかな成長のために日々努力する仕事であり、共働きの方が増えてきている今、保育園と幼稚園の内容は近づきつつあります。
子育て支援新制度による認定子ども園制度の施行によって、特殊制度が利用できます。保育士の資格を持った方と該当施設で3年かつ4320時間の勤務経験がある方には、必要な単位を取得したうえで、教職員検定を経て、幼稚園教諭免許状を取得することができます。