チャイルドマインダーとは?
最近テレビやネットなどで聞く機会のある「チャイルドマインダー」とは何なのでしょうか?
チャイルドマインダーとは
一言でいうと子どもに関わるプロフェッショナルな仕事です!
子どもに関わる仕事というとベビーシッターとか保育士が思い浮かぶと思うのですが、注目されているのは「チャイルドマインダー」の資格
子どもが好きという人で資格をとる人が増えてる!
保育士よりももっと子どもと密に関われる、少人数の保育のスペシャリスト
子どもを預かってほしい人からの依頼で自宅に訪問したり、自分の家の一室を保育室として開放して少人数保育室をする仕事
どうしても保育士として大きな集団をみることになると、
- クラスのまとまりを考えたり
- 園としての方針
などの制約があります。行事に追われて大変などという話もよく聞きます。
チャイルドマインダーは個別での契約となるため
1人〜3人、多くても4人までの子どもを見ることになります。
子どもとの関係が深くなり、保護者と子どもの成長を分かち合ったりコミュニケーションをとりやすいというメリットがあります。毎日の保育を丁寧にできるという点で、目指す人が増えているのですね。
保育士・ベビーシッターとの違いは?
保育士とは | 国家資格で、保育園をはじめとする児童福祉施設で働くことができます。保育園の場合担任、副担任、加配保育士として大勢の子どもたちを見ることになります。 |
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ベビーシッターとは |
民間資格で、ベビーシッターを持っていることが望まれます。保育士資格を持っていれば特にベビーシッターを取る必要はありません。
主にシッターサービス会社に登録しておいて、依頼があって始めて仕事があります。シッター自身の家、もしくは依頼人の家に行って子供のお世話をします。 |
チャイルドマインダーとは |
民間資格です。イギリス発祥のメソッドで勉強して、家庭的な少人数保育を展開。
チャイルドマインダーの家、もしくは保育室を借り上げたり依頼主の家に行って子供を預かります。預かる年齢にもよりますが最大でも4人までで個別の対応ができます。 |
大きな違いは、保育士は国家資格・ベビーシッターとチャイルドマインダーは民間の資格という事です。
ベビーシッターを目指すべき人
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チャイルドマインダーを目指すべき人
- チャイルドマインダーになりたい
- 2〜4人相手の子供をみたい
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チャイルドマインダーの資格取得での将来性
チャイルドマインダーは保育士、保育所不足の昨今に注目されている資格
というのも、保育所に入れなかった人達は仕事をやめるわけにもいかず、育休を延長したり無認可保育園に高額な保育料を払って入れたりしています。
しかし無認可保育園の保育環境に入れたくない
子どもの年齢、月齢が低い場合、できれば個別対応をしてほしいと願う親は多いもの。そんな時、チャイルドマインダーなら少人数でしっかりと見てもらえて安心と感じるでしょう。
保育所で働きたいと思ったときに必須になるのが保育士の資格ですが、保育補助として働く場合は無資格でもできます。
- しかしチャイルドマインダーを持っていれば、子供に関する知識があるので全くの無資格の人よりは採用にあたって多少有利になるということがあるようです。
待機児童解消に向けてチャイルドマインダーの役割は、ますます大きくなっていき需要も増えると思われます。
チャイルドマインダーの主な仕事内容
具体的な仕事の内容の一例を掲載しておきます。
- 子どもを受け入れたら視診をして身体の状態をチェックします。けがをしていないか?皮膚、鼻水、咳はないか?機嫌は良いか?全身の状態をみます。
- 子どもが安心して過ごせるように興味のある遊びに誘ったり環境を用意します。
- 健康、安全に過ごせるよう常に子供を見守ります。危険なものはないか、換気は適宜行われているか、部屋の中の温度は適切か、外に出かけられるときは出しているか、など様々なことに気を配ります。
- 食事が必要な時間は子どもの発達に合ったものを提供し、楽しく食べられるように配慮します。
- 年齢に応じて昼寝をさせたり休息をさせます。
- 保護者にお預かりしている間の子どもの様子をお伝えして引き渡します
やりがいを教えて!
チャイルドマインダーはとってもやりがいのある仕事!具体的にどのようなことがやりがいと感じているのかチャイルドマインダーの皆さんに聞いてみました!
- 子どもの笑顔に会える
- 子供の成長を保護者とともに喜びあえる
- 保護者の助けとなれたことに喜びがある、感謝してくれることがうれしい
- 少人数の子どもを預かるので関係が密接になり行き届いた保育ができる
- 園に属していないので、自分の信念をつらぬくことができる
- 子どもの姿から教わることも多く自分自身が成長できる
- 自分の子育ての経験がいかせたり、これからの育児に活かせる
やりがいは多くここでは語りつくせないほど
一般的な事務仕事などとは大きく異なる点でしょう。大切なお子さんを預かる責任の大きさと同じらい、やりがいもあり毎日が充実することでしょう。
多くの方が満足してくれればまた同じチャイルドマインダーに預けたいと考えているので、同じお子さんを継続して見ることもでき、その成長ぶりに触れることができるのが自分のとっても大きな喜びとなります。
チャイルドマインダー Q&A
Q1.中卒でもなれるの?
A.チャイルドマインダーになるのに学歴は関係ないです
中卒でも講座を受けて試験に合格すれば晴れてチャイルドマインダーになることができます。
大事なのは学歴ではなくて子どもに対する愛情、保育に対する意欲です。
Q2.年齢制限はある?
A.多くの講座が18歳以上と設定
講座により受講できる年齢が違います。大切なお子さんを預かる仕事ですから成人に近い年齢がふさわしいということで、一部の講座で16歳以上としていますが、多くの講座が18歳以上と設定しています。
Q3.男性でもなれる?
A.はい、性別は関係ありません。
男性保育士が珍しくなくなった昨今、男性のチャイルドマインダーもたくさん活躍しています。そこから小規模の保育室を運営したりする道も開けますのでぜひ男性にもチャレンジしてほしいですね。
Q4.働く主な場所はどこ?
A.自分で決めることができます。
自宅の一室を保育室としたり、どこかのビルの一室を借り上げたり。保育環境としてふさわしければどこでもよいわけです。また、保護者の要望などにより自宅に出向いて出張保育を行います。