高卒後に保育士になるには?
高校を卒業してから、高卒の人が保育士を目指すにはどうしたら良いのでしょうか?二つの選択肢がありますので、こちらで分かりやすくご紹介していきましょう。
なるには@保育士資格試験を受験し合格する方法
保育士は国家試験に合格することでなることができます。
そのために勉強をすることが必要で身近な所では
- 本屋さんに並んでいる保育士資格を取るための教科書と問題集を買って独学する
- 通信教育を受講して勉強する
という方法があります。
独学・通信講座のメリット
学校に入って何年も勉強するとかなり高額な学費がかかりますが、国家資格を受けてとる場合、独学であれば教材費等だけですみます。
通信講座などで体型的に学んだ場合、試験範囲は網羅できますし金額も十万以内におさまるでしょう。
自分のペースで勉強できるので高校卒業後に就職し昼間に仕事をしている人や、結婚し家庭がある人など時間的制約で通学できない人に向いています。
一方デメリットは
自分ではなかなかつまずきに気づきにくい、国家試験ですべての科目を合格しなくてはいけないので、一科目でも落としてしまうと次の試験でその科目を合格するまで、資格が取得できないというデメリットもあります。
基本的に自分で勉強しなくてはならない
- 意志の弱い人・計画性のない人は挫折してしまう可能性も否定できません。
一度合格した科目については3年間有効
何回かに分けて受験して合格していくという作戦もありますので、やり始めるときに綿密な計画が必要になります。
なお合格基準に実務経験などの条件はありませんが、実際に勤めた後のことを考えたとき、全くの実習経験がないというのはマイナスになります。
自分で工夫する必要がある
無資格でもできる保育施設でのアルバイトで実務経験を積んでおくなど工夫する必要!
絵画、工作、ピアノなどの実技も客観的評価がなく、学校に行った場合より手薄になりがちです。ピアノ教室に通う、得意な方に見てもらうなど実技科目のほうの準備を自分でする必要があります。
独学・通信講座のメリット・デメリットまとめ
メリット
- 費用的な負担が抑えられる
- 高卒後、仕事や家庭も持った方でも勉強出来る
デメリット
- 全ての科目での合格が必要
- 意思が弱いと続かない
なるにはA保育士資格が取れる学校に進学・卒業する方法
上記と違うところは通学するので学生になるということです。
- 大学、短期大学、専門学校に入学します
保育士資格のとれる学校を探して入学試験を受けます。まずはそこに受かるための勉強が必要
学校に進学のメリット
学校に入学するので、在学中にしっかり勉強して卒業すれば確実に保育士資格を取得できる
カリキュラムが二年、三年、四年と体系的に組まれており、保育士として学ぶべき科目にもれがありません。また学友、教師がいることで多くの学びを得るでしょう。
保育実習や教育実習などもあるのも強み
保育園の現場に出ていくための準備も万全です。
就職の際に履歴書に〇〇大学卒業と書けるので、信頼のおける学校を卒業すると有利になります。単位を取得すれば幼稚園教諭などの教員免許も卒業と同時にとれる学校が多いので、そちらもとりたい人には最適です。
こども園などは両方の資格を持っている人を優遇したりするので、これからは保育士と幼稚園教諭の両方を持っているのは強みにもなります。
一方デメリットは
学費が高いと言う事が一番ですかね。
また独学でやると、やる気次第では一年〜一年半程度で取れることもありますが、学校の場合必ず二年以上かかります。遠い学校に入った場合通学時間や通学にかかる費用など積み重なると結構大きいものです。
学校に進学のメリット・デメリットまとめ
メリット
- 確実に保育士資格を取得できる
- 幼稚園教諭などの資格も狙える
- 学生生活を満喫できる
- バイトや実習など沢山の経験が出来る
- 良い学校だと就職に有利になる
- 志同じ友人が出来、生涯の友達も多く出来る
デメリット
- 費用が高い
- 必ず二年以上はかかる
最初は情報収集が絶対重要!
高卒で保育士を目指す時、以上の2つの方法が「高卒から保育士になるには」方法となります
どちらの方法にもメリット・デメリットが存在する事は分かっていただけたと思います。
一番最初にやる事は情報収集をする事が大事
最近ではネットでもある程度のことはわかります。保育士の資格取得について深くもっと知りたい!と思いますよね
そんなときに役立つのが
ブラッシュUP学び
まずは無料なので資料請求だけでもしてみると、自分がどのように勉強していこうかということが見えてくると思いますよ。